【工数削減】の本質を見誤るな!

query_builder 2021/03/25
経営者向け
有限会社サンエツ電機

おはようございます、サンエツ電機の高橋です。

職場近くのセブンイレブンでバターカステラが最近置いてなくて、遠いセブンイレブンに足を運ぶようになったバターカステラ中毒者の高橋です(笑)



 今回のお話は、施工業者全般の方の悩みである工数削減についてお話します。

取引先から、工数こんなにかかる?とか、ここもっと削減できるでしょ?といった話や…

同じ内容の仕事数件あるから、1件目以降慣れてはやくなるから工数削減できるでしょ?といった話で悩まれる経営者様や会社様多いのではないでしょうか?



 私もこういった話をよく提案されるのですが…この”工数削減”の本質についてちゃんと理解しておくと、要求を一方的に飲むのではなく、交渉材料の1つとして譲歩を引き出せると思っているのでわかりやくすお話します。




 結論、【工数削減できたとしても仕事内容はまったく一緒なので、ただ単に早く終わっただけで工数削減による値引きすべきじゃない】



 では、これをもっと単純にわかりやすい例を使って説明します。



例① 距離100kmを乗用車時速100kmで1時間かかった

   距離100kmをフェラーリ時速200kmで30分かかった



 距離=作業内容

 速度=施工者の作業スピード

 時間=作業時間


 つまり、速度が速くてかかる時間が少なったとしても走った距離が変わる訳じゃないので、これを仕事に捉えた場合も同様に距離(作業内容)自体が変わらないので工数削減=企業努力なので、これを理由に値引するのは無理があります。



 例で話すと安い乗用車使ってしっかり請求できるのに、乗用車より遥かに高くて高性能なフェラーリを使用して少ない時間で走ったのに値引されるって、おかしくありません?


 生産性が低い人(乗用車)は、ちゃんとした対価得れて、生産性の高くて、高性能で高価なフェラーリが安い対価しか享受できないって資本主義から全力で脱線してしまいますよね。



 工数削減できたのに1円も値引くなという訳ではないですが…あえて多く値引く必要はないかと思っています。

なぜなら、そもそもそれだけの価値があるものを、ちょっと値引くだけで取引先はさらなる価値を享受できるのですから。



 こういった”思考”を持っているだけで、いままで悩み苦しむことが、少しでも減らせれば幸いです。


 是非、貴方も頭の片隅に今日のお話を置いて頂いて実践してみてください!

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