製造業関係と建設業関係の電気工事の今後の動きがヤバ過ぎる!
お久しぶりです、サンエツ電機の高橋です。
非常にご無沙汰な更新になりますが、ご興味あれば少々お付き合い頂ければと思います。
では、本日のテーマは、【製造業関係と建設業関係の電気工事の今後の動きがヤバ過ぎる】でお話していきます。
製造業関係の電気工事については、主に民間企業(BtoB)になります。
製造業の現状の課題として【コスト削減】がフォーカスされている企業も数多く、どうしても予算ありきになってしまい、サプライチェーンの皆様もここで苦しまれているのではないでしょうか?
コスト削減=工期・人員・時間・経費・交通費・各種手当・人件費・開発費・広告費・原材料・資材・部品圧縮…まだまだあるとは思いますが…ここでなにが一番ヤバいか抜粋すると…
工期・人員・時間・経費ここだけ削られるだけで企業の成長が止まり、新人育成にかかる費用・時間・実践経験が確保できなくなり、やがて完全に技術継承・世代交代・企業成長すべてが止まってしまいます。
とくに技術継承と実践経験が積めないのは、電気工事を担っていく重要なファクターとなっており、仕事量が減り少なくなれば勿論実践経験積めませんし、仕事量がたくさんあっても人員を投入できないと仕事を完了できなければ、生産性重視によるベテラン勢のみで対応することになってしまい、結局新人育成機会が損失されていきます。
製造業関係の電気工事で新人育成・技術継承・実践経験を積ませるには、取引先の予算制約の中で行うには非常に難しいでしょう。
では、建設業関係の電気工事のほうはどうか…というと、
予算制約は勿論ありますが、元請け・1次請け・2次請け・3次請け…これらの参入場所によって難易度が変わってきます。
2次請け以降は正直…先に述べた製造業関係の電気工事ぐらいの難易度になってきます。
逆に、2次請けより上に参入できたほうが育成する機会が増えていくでしょう。
また、大型産業機械と比べ…相対的に建物のほうがサイズ的に大きいので、一番生産性の高い必要人員数も建物のほうが多くなる傾向です。
今後、電気工事において新人育成する場合、育成しやすい場所・現場・取引先を開拓したり、こういった現状を情報発信して”知ってもらう”こういったことも含めて大事になっていきます。
製造業関係・建設業関係ともに両立してこういう問題を解消するのもひとつですし、電気工事に密接な関係にある通信設備業界や火報設備等の工事との掛け合わせ、複合企業を目指すのもおもしろいかもしれませんね。
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