具体化と抽象化を状況に応じて使い分けよ!

query_builder 2020/06/06
経営者向け
有限会社サンエツ電機
どうも、サンエツ電機の高橋です。
本日、有限会社サンエツ電機作業所のポストにアベノマスクが届いていました!
サンエツ電機って…1世帯として認識されてるんですね、知りませんでした(笑)
そもそも、有限会社って1世帯って数えるんかい!?って激しめな一人ツッコミした高橋です。



 今回のお話は、具体化と抽象化を使い分けよ!というお話。
この具体化と抽象化っていうのがなかなか難しくてですね~これができないと人より飛びぬけた結果ってなかなか出せないんですよ…。
例えば、”しばらく売上増が見込めないから、ここでコストダウンをさらに強化して利益を最大化しようと思うから、コストを見直そう”と上司から言われたとします。


 そうしたら、作業効率の見直しだったり原価管理だったりあらゆる方法でコスト削減に動き出す訳なんですが…
コストダウンするにも見直しだったりに時間というコストがかかります。
または、コストダウンするためにあらたなシステムを構築する、量産する為の機械導入等も考えられます。


 つまり、言われたことを【そのまま】鵜呑みにして行動してしまうと、結果安くなったが、安くするためのコストが計算に入ってないので実際問題どうなってんの?ってことが起きえます。


 コストダウンっていう言葉が抽象的なので、これを具体化しないと見えないとこで損してたなんてことが起きえます。
原価が安い代替品を見つけ、1個当たり30円安いのを見つけた…探し当てるのに3日かかった…最低限100個単位で達成する…だけど、月平均3~7個しか売れない…
となると、その1年で36個~84個で在庫が残る…結果1年当たり在庫が増えた分赤字になってしまった…とか大いにあり得ます。


 逆に、具体的な話だったものをそのまま受け取って行動すると、”頼まれた仕事”をこなしただけであって、仕事が広がりません。
例えば、”ご飯を茶碗によそっといて!”と指示され、それをそのまま鵜呑みにすると…後から、ご飯を茶碗によそったら食べるんだから箸も用意しない普通か?って話になったりします。

 指示の仕方が悪いのも確かにわかりますが…ちょっと考えればそのぐらい考え付いたりしますよね?あくまでケースバイケースで事情が違うかもしれませんが、簡単な例えなんでそこは察して欲しいです。


 この具体化と抽象化っていう能力は、日常生活でも養える能力で十分後天的に鍛えることが可能だと思っています。
抽象化を具体化…具体化を抽象化このふたつの能力は、どちらかひとつ鍛えれば位必然的に逆の能力も鍛えられるので実践してもらいたいですね。


あと、これらを鍛えていくと、これってなんでこうなるんだろう?あ、こういうことか!みたいな一人で疑問に思って一人で解決する力が身に付きます。
そうすると、例えばガストのハンバーグって安くて美味しい…なぜこの値段で提供できるの?といった当たり前のことが気になるようになります。


 本とかで世の中の常識を疑え!とか多数決は、大抵間違っている…とかありますが、確かにその通りだったりしますが、いちいちこんなことを思って行動しているというよりも、勝手にそういう”癖”がつくってことが大事なんですね。

ぜひみなさんも、時間あるときにこの抽象化・具体化を交互に繰り返しながら癖になるよう鍛えてみてはどうでしょうか!

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