長期的視点を”簡単”に持つ方法
おはようございます、サンエツ電機の高橋です。
セブンイレブンで販売されているバターカステラにハマり過ぎて、セブンイレブンに入るたびにバターカステラを求め徘徊しています(笑)
今回のお話は、長期的視点を”簡単に”持つ方法をお話致します。
コロナ渦によって目の前の未来すらなかなか見えない中であっても、少なくとも”マインド”の部分でやや少し先を明るく照らすことができるというお話です。
結論から言いますと、短期的に見れば損かもしれませんが、案外それが長期的な得になっていることがあるということです。
これらを、電気工事を例に挙げながらお話していきます。
例えば、新規客や新規案件を受注し工事してみたところ…見積が甘かったり、外的要因で工事が円滑に進まなかったりで…赤字になってしまった。
ただ、そのおかげで新規客が顧客に変わったとか、その案件の追加や改造工事、または保守点検工事が後に繋がった。
となれば、長期的には得してますよね?
その後も見積が甘く赤字連続はマズイですが…ちゃんと考え抜けばそこはある程度回避できると思います(顧客の予算の問題もありますが)
また、そこで仕事量が増えれば自社の拡大や自社と取引がある業者への依頼料も増えて信頼・信用度も増すと考えると、やはり短期的な損は、考え方によっては率先して取ってみるのも手かなと思っています。
サンエツ電機で言うと、計装工事及び機内配線工事ってニッチ市場な上に、”技術・知識・経験”を売る仕事なので、まずは完成物を上げて品質・工事内容・対応力…といった目に見えない物を形にして見せることが一番信頼獲得に近いので、”まず受注”が最優先って感じでしょうか。
ただ、ここで注意しなきゃいけないのは、まず短期的な損がどこまで許容できるのかをあらかじめ【決めて】おくことが不可欠です。
見積金額の何%までとかあらかじめ決めておかないと、あとでリカバーできなくなってしまうので、ここはしっかり決めて抑えておくべきです。
それと、経営者あるあるなんですが…単発で終わってしまうことも確かにあります。
そこで、せっかくやったのに赤字でその先繋がらなかった…と、落ち込む人がいますが、そこは発想というか考え方を転換して…
①縁がなかった
②リスクを負って挑戦した価値・経験が残る
③ユニクロの柳井社長ですら10回挑戦して1~2回しか当たらない
④そもそも自社の”顧客”ではなかったので、通常に戻っただけ
こういった考えに切り替えて次にのチャンスに食いつく糧として捉え準備していけばいいと思っています。
それと、こういった考えをしていて頑張っている姿勢(頑張ってますアピールする訳じゃなく)自然と伝わると、応援してくれる人や心配してくれたり、声を掛けてくれる人が自然に増えていくので、悲観的になる必要も理由もないんですよね。
①挑戦する(短期的な損)→繋がりができる(長期的な得)
②挑戦する(短期的な損)→繋がらない→応援される等(長期的な得)
こうやって循環しているという”マインド”を持つことで、不安が和らぎ、経験を糧に準備する時間を割き、運が巡ってくる…こういう粘り強さっていうのが生き抜くうえで必要なのではないでしょうか?
決して大それたことを言っている訳でもないし、やっている訳でもないですが、この小さな”マインド”が複利的な成長を促すと考えれば一考の余地が大いにあると信じています。
貴方も一度検討してみては如何でしょうか!
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