電気工事にも海外製品が安価で手に入る中でのデメリット!
おはようございます、サンエツ電機の高橋です。
2月はちょっと忙しかったうえに、現場で起きたトラブルを例にして、海外製品のデメリットについてお話しようと思います。
今現在行っている電気工事(機内配線工事)にて海外製の製品が導入されており、その製品の内部回路を利用して装置と連動させて動かして行くのですが…
いくら内部回路を理解し、その装置の動きに連動させても、海外製の製品にはその国独自の規格で製作されているので、接続部のコネクタ部分が日本規格とは違った規格のコネクタ等使用されており、国内メーカーで代用品がなく、現地から直接取り寄せや購入するので、その部品が少々割高だったり、送料が高額だったり納期がかかるとか、納期が読めないといった間接的な不具合がよく起きています。
海外製の製品が国内メーカーの製品よりどれだけ安く入手できているのか正直わかりませんが、動作させる為の部品購入に手間取りやや割高で送料も高額でしかも納期に時間がかかって作業の待ち時間が発生して…
こう文章にするとかなりコスパ悪そうに聞こえますよね?
こんな状況を見込んでも安いのであればいいと思うんですけど…結局形あるものいずれ壊れますし、また不良品といった可能性も考慮し、またそういったメンテも考えると…金額よりも入手しやすさとメンテで即復旧できるところも鑑みると…長い目…トータルで見たら安いのでしょうか?
性能に大きな差がなく、金額が安くなればエンドユーザー様も喜んでくれるとは思いますが、壊れて動作しなくなって製品作れなくなって長期間装置が動かなくなるといったエンドユーザー様も一定数いると思うので…そこは、抑えながらうまく付き合っていくしかないのでしょう。
昨今の日本の政策では、グローバリズム【人・物・金】の移動の自由を推し進めてきていますが、まだまだそこに対応し切れてない分野なのでしょう。
弊社では、そういった部分も含め海外製品にも触れつつどういった対応が良いのか、日本流である、海外製品に対応した工事ができるよう日々研鑽していきます。
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