計装工事から広がる仕事!
こんばんわ、サンエツ電機の高橋です。
今回のお話は、計装工事を行っていく上で広がる仕事についてお話します。
以前の記事でもお話したのですが、計装工事を通じて住宅の電気工事についての知識等の【電気工事】という幅を広く得られるというお話をしました。
今回は、メインや大きな仕事に繋がるといった話ではなく、幅が広がった結果小さいけど確かな”需要”がある副産物にあたるお話です。
計装工事に携わると、多種多様なコネクタから特殊コネクタや特殊電線…防爆工事の知識が得られ、そこから電線にコネクタを取り付けるハーネス工事・納品といった仕事が舞い込んだりします。
防爆工事については、簡単にお話すると…
周囲の点火源と混ざり合わないようにする対策をした電気工事のことになります。
その他、消防設備の知識が得られたり、消防設備工事を行う上での電線管工事も電気工事士の資格が必要なので消防設備=電気工事もセットっていうことも多く、そういった面を考えると消防知識も得る機会が多いですね。
その他、古い変圧器(トランス)では【PCB】という有害物質が変圧器で使用されている絶縁油に入っており、昨今では法改正と安全及び環境面において廃棄していかなければならないので、今後そういった古いトランス入れ替え工事等も増えていくことでしょう。
みなさんがわかりやすい例で言うと、”アスベスト”問題と同じ状況であるぐらいで考えればいいんじゃないでしょうか。
電気工事について今後、インフラの一旦を担っていることやIT・AI・パソコン・タブレット・スマホ・5G技術・IOTにも電気が大きく関わっていくし、10年ごとに1G~5Gまできており、今現在で5Gが普及しつつありますが…企業ではすでに6Gの研究・開発も進んでおり2030年頃には6Gが実用化されていくでしょう。
電気工事の中でも【計装工事】はニッチ市場なので、労働年齢が高齢化も進んでおり、人手不足と言われる電気工事業界の中でもとくに計装工事分野が人手不足が進んでおり、ベテランからの技術継承が途絶えつつもあるので、ここの市場も視野に入れていけば、かなりマルチな電気工事を行えることが確実です。
今後、電気工事やろうか検討されている方は、ぜひ選択肢のひとつに計装工事を入れて考えて頂ければと思います。
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